西安の旅行情報

日暮れ時に南門(永寧門)の城壁に上ると、西安がどんな街なのか一目でわかります。周囲約14kmの灰色の城壁が旧市街を四角く囲み、その中心で鐘楼が金色にライトアップされます。秦の始皇帝の咸陽、唐の長安。中国の10を超える王朝が都を置いた地で、シルクロードもここから西へと延びていました。

鐘楼から北西へ少し歩くと、回民街(回民街)があります。回族の商人たちが代々商売を営んできた路地で、夕方になると羊肉串を焼く炭火の煙が路地の奥まで漂い、鉄板では柿餅がじゅうじゅうと音を立てます。大鍋で湯気を上げる羊肉スープに、手で細かくちぎったパンを入れるパオモー、ベルトのように幅広いビャンビャン麺、厚めのパンに刻んだ肉を挟むロウジャーモー。西安は米よりも小麦の街です。

兵馬俑は市内から東へ約40kmの臨潼にあります。半日は余裕を持って確保しましょう。残りの時間は城壁の上を自転車で一周し、夜は大雁塔前の大唐不夜城で、唐代の衣装を借りて着た人たちに交じって歩いてみてください。空港からは地下鉄で直接市内に入れ、北京・成都行きの高速列車も頻繁に走るので、中国旅行の途中に組み込みやすい街です。

西安咸陽国際空港 (XIY)